整体ってどんなもの?
一般の方が持たれている整体のイメージとは、グイグイ強く押されたり、ボキッと鳴らすようなものを思い浮かべる方もいるかも知れません。
「整体は気になるけど、なんだか痛そうでなかなか行く勇気が出ない」
と思っている方も中にはいるでしょう。
なので、今回は “本当に整体は痛いのか?” “施術後に痛みが出ることはあるのか?” という事についてお伝えしていきます。
近年の整体での施術
5~6年くらい前までは、強く押したり、首や腰をボキっと鳴らす痛みも伴うような整体が多くありました。
しかし、現在では痛みの少ない優しい整体も増えてきています。
それは、刺激の強い整体とソフトな整体が、効果の面でほとんど同じだからです。
特に強い痛みを感じるほどの刺激の強い整体は、かえって症状を悪化させてしまったり、筋肉の緊張がほぐれずさらに硬くなってしまうなど、思った効果が得られなくなってしまうこともあります。
整体というのは、背骨・骨盤や腕足の関節のゆがみバランスを整えて、血流やリンパの流れを良くすることにより、自然回復力を高めて症状を改善するというのが目的です。
こういったことから、あえて痛みを伴うような施術は必要無い、というのが一般的な考えとなってきています。
施術後に痛みが出ることはないのか?
整体に行こうか迷っている方の中には、「後々になって痛みが出たりはしないの?」という疑問を持たれる方もいるかも知れません。
次に、施術後に起こる可能性のある痛みの種類や原因についてお伝えしていきます。
「もみ返し」
マッサージなどで“もみ返し”という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、これは整体などでも起こる場合があります。
同じ所を何度も押したり、力加減が強過ぎたりすると筋肉の繊維が損傷して痛みを感じますが、これをもみ返しと言います。
「好転反応」
整体の後に、体がダルくなったり、痛みを感じたり、かゆみを感じる場合があります。
これは好転反応と言い、体が本来の健康な状態に変わっていく過程で起こる反応です。
整体施術により、血行やリンパの流れが良くなったことにより、それまで滞っていた老廃物が一気に流れ出します。
症状的にもみ返しと混同されがちですが、こういった原因で1日前後、軽い痛みを感じる場合があります。
「内臓疾患」
狭心症や心筋梗塞、膵炎、結石など疾患をお持ちの方は
腰、肩、背中、みぞおち、腕、ふくらはぎ等に痛みが出る場合があります。
こういった痛みを “関連痛(放散痛)” と専門用語で言います。
痛みの感じ方が筋肉痛やコリのように感じることがあるので放置しがちですが、重症となってしまう場合もあるので早めに病院に行かなければいけません。
施術後に出た痛みはそのままでも良いのか?
次は、整体に行った後に出た痛みや違和感は、そのままにしていても良いのかどうなのかということについてお伝えします。
・鈍い痛みが1~2日で無くなった場合
鈍い痛みが数日で無くなる場合は、もみ返しもしくは好転反応の可能性が高いです。
この場合の症状は、数日で自然と落ち着きますので、少し様子をみて頂いて大丈夫です。
・動かす動かさないに関わらず強い痛みを感じる場合
強い痛みを感じる場合は、それだけ状態が悪い場合が多く、施術の翌日でも良いので早めの来院をおすすめしています。
たまに、自己判断でストレッチや体操をしたり我慢をしてしまう方がいますが、これは悪化する可能性があります。
施術は、経験不足の施術者が担当したが為に症状が悪化してしまう場合もあります。
当院では、身体に無理な負担をかけない整体を取り入れており、8万人以上の施術実績のあるベテラン整体師達によるオーダーメイド施術を、皆さんの体に合った方法で行わせて頂いております。
施術後の不調だけでなく、長年の身体の不調をお持ちの方もお気軽にご相談ください。
まとめ
体に異常が起きてしまってからではなかなか症状は取れづらくなりますし、
今後の健康のためにも“整体”というものはきっとあなたの力になれると思います。
このページを見られている方が少しでも安心して施術を受けて頂ければ幸いです、施術後の不調だけでなく長年の身体の不調をお持ちの方もお気軽にご相談ください。