外反母趾で仕事や買い物に行くのもツラい
2022年02月7日
こんにちは!ゆかわ鍼灸整骨院ブログ担当です
外反母趾でお困りの方はたくさんおられるかと思います。
足の親指が小指の方向に曲がってしまい、隣の指に乗り上げてしまっている状態です。
また、親指の付け根の辺りが外に張り出してきて、靴に当たる部分が痛んだり炎症を起こすこともあります。
統計的に、外反母趾は女性に多と言われています。
つま先の細い靴や、高さのあるヒールなどをよく履く人は、外反母趾になりやすくなります。
つま先が細い靴を履くことで、親指が内側方向に歪んでしまいます。
靴のカカトが高いものは、足指全体が靴の先の方に滑っていき、圧迫されてしまいます。
足の指の付け根・指と指の間にはたくさんの靱帯や筋肉があります。筋肉と靱帯には、指が正常ではない方向に曲がるのを防止してくれる役割があります。
通常であれば、これらの筋肉や靱帯が足の指の位置を守ろうとしますが、かかとが高くなることで靱帯が緩んでしまうため、足の親指が段々と曲がっていってしまいます。
更に、靴を履いている間は体重が指先の方にかかり続けているため、指先が長時間圧迫された状態になります。
こういった状態が長期間続くことが外反母趾になる原因と考えられます。
外反母趾の方が靴を選ぶ際は先の細いものやカカトが高い靴を避けることが前提となってきますので、かかとの低い靴やスニーカーなどの先の細くなっていない靴が理想です。
グーチョキパー体操
足の指の体操として、足の指でグー・チョキ・パーを作る体操をしてみましょう。
続けてやっていくと足の親指が内側に曲がらないよう支える母趾外転筋や、その他の足の指の筋肉を鍛えることが出来ます。
まず、グーから始めてみましょう。
指を五本とも足の裏の方へ曲げ手でグーを作るようにします。この時に手も同時にグーにするとイメージを掴みやすいと思います。
次はパーです。
パーでは全ての指を真横に開きます。そのとき親指がちゃんと開いているかが重要なので、そこを意識しましょう。また、指が足の甲の方へ上に反り返らないように注意しましょう。
最後にチョキです。
親指の動きがポイントになります。
親指を上に上げ、残り4本を下に下げるチョキと、
親指を下に下げ、残り4本を上に上げるチョキの2種類あります。
最初は上手く指を動かすことが出来ない方が多いと思いますが、この運動を続けていくことで、軽めの外反母趾ならば悪化を防げたり、予防の効果も期待できます。
症状が強く出てしまっている場合は、親指の付け根の関節が固まってしまっているため、この体操を行うことは難しいかもしれません。
その場合は、親指を小指と反対方向へひっぱって伸ばすストレッチをすることで、まずは親指の関節を柔らかくすることから始めてみましょう。
指の運動やストレッチを続けてみてなかなか痛みが取れなかったり、変形に改善がみられない場合は長期間かかる方もいるようです。
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ここまで、外反母趾は靴だけが原因であるかのようにお話してきましたが、
靴の問題だけが全ての外反母趾の原因というわけではありません。
ヒールや先の細い靴を履かない人にも外反母趾の人がおられるからです。
ではなぜ、外反母趾になるのでしょう。
実は、外反母趾の原因は、歩き方や足の使い方、足の重心位置など体の使い方が原因だからです。
つま先の細い靴を履くことをできるだけ避けたり、足指の体操で予防出来ることもありますが、
根本的な原因は、
体の使い方からくる骨盤や股関節から足までの捻じれや歪みですので、足先だけへの対症療法だと、一時的によくなったとしてもまた再発してしまいます。
ゆかわ鍼灸整骨院では症状の出ている足のみの施術だけでなく、
結果的に足の痛みの原因となる体の偏ったバランスや背骨,骨盤,股関節などの歪みを症状を無くすだけでなく
再発しないよう優しい手技や年配の方でも受けて頂けるソフトな施術機具など、
その方の状態に合わせて根本的な所から整えていき、
再び仕事や家事、趣味に集中して頂けるようサポートさせて頂きます。
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